
COMANDANTE ‘司令官’
東京じゃ、渋谷のユーロスペースでしかやってなかった。
ま、でかい映画館でやる映画じゃないけど。去年のキューバ映画祭でもやっていたけど、見に行けず
やっと見れました。
3日間、300時間もアメリカの映画監督オリバーストーンがカストロ議長についていてそれを2時間ほどに集約したドキュメンタリーになっている。
やっぱり300時間も一緒にいたらこのドキュメンタリーに入れられない内容もあるんだろうなぁとも思ったり。。。
オリバーストーンの質問は面白かった。マクドナルドにから始まりニクソンやケネディについて聞いたかと思えば、バイアグラの話までいろいろと織り交ぜての質問でこちらが聞いててヒヤッとするような内容まであった(逆にオリバーストーンもベトナム戦争でのことなども聞かれていたけど)
オリバーストーンの質問に対してのカストロ議長の受け答えも素直に答えたり上手く交わしたり見ていてとても楽しかった。この映画がもし字幕じゃなくて吹き替えでもしやっていたら面白くない。
日本語だとなにかおかしく感じるかも。質問の掛け合いが日本語だと絶対変!(今こういうの聞いたら友近の『ビバリーヒルズ青春白書』を思い出しちゃう)英語とスペイン語の掛け合いが凄くわたしの中で知的に感じた(ただのコンプレックスなんだけど・・・)
カストロ議長のことで一番ビックリしたことは無心論者だって言うこと。
私はてっきりカトリックかと思ったけどそうじゃなかった。革命を経験してるから?凄く現実主義者だな。
ある意味それは共感でした。死んだら『無』しかない、と。
キューバは医療も学費もタダだから、南米とかから医学学校に留学しに来ている子が結構いた。
マンハッタンから来ている子もいた。アメリカからも来ている事にビックリ。もちろん、ドミニカ系とか
ニカラグアとか元々は中南米系の人たちなんだけども。
勉強がタダで受けられることはいいことだ。お金ををかけずに知識に変わっていくんだからとっても
いいことだと思う。
やっぱりというか、キューバに行って見たい。この目でこの国とこの国にいる人を見てみたいな
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